昭和レトロブームというのがあるらしい。
今の若い人たちの目にとって当時の
文化、デザイン、アイテムなどが新鮮に
映るらしい。
音楽も然り。
もちろん、ぼくはバリバリ昭和の人間だけれど
その贔屓目を差し引いても、
1970~1980年代の日本の歌謡曲や
ロックは確かに今聴いても
一種独特な時代を反映した
輝きや熱量というものが感じられる。
日本語ロックのトップを走ったのは
「はっぴいえんど」。
今回の二重奏レッスンでは生徒さんと
このバンドの
”風をあつめて”を演奏しました。
メロディーもサウンドも素晴らしいのですが
松本隆さんの詩には、
ため息しか出ない。
ぜひ、原曲を聴いてみてください😃
風をあつめて
街のはずれの
背伸びした路地を
散歩してたら
汚点(しみ)だらけの
靄(もや)ごしに
起き抜けの路面電車が
海を渡るのが見えたんです
それでぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです 蒼空を
とても素敵な
昧爽(あさあけ)どきを
通り抜けてたら
伽藍(がらん)とした
防波堤ごしに
緋色(ひいろ)の帆を掲げた都市が
見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を
人気のない
朝の珈琲屋で
暇を潰してたら
ひび割れた 瑠璃(るり)ごしに
摩天楼の衣擦れが
鋪道をひたすのを見たんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を
風をあつめて

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