今回は”瑠璃色の地球”をソロギターアレンジして
動画にしました。
この曲は1986年、
松田聖子さんの歌唱で発表されました。
作詞は松本隆さん、作曲が平井夏美さん。
ぼくは松本隆さんの詩が大好きです。
人とは異なる視点でものを観て、切り取る。
そして、それを表現するために
彼が選んだ言葉たち、組み合わせ・・・。
目を閉じてその文脈を咀嚼してみれば、
現実なのか、想像なのか、わからないけれど
歌詞の伝えたい風景のようなものが
立ち上がってくるようです。
松本隆さんの作品でぼくの好きな
フレーズをいくつか。
🎵人気(ひとけ)のない
朝の珈琲屋で暇をつぶしてたら
ひび割れれた瑠璃(るり)ごしに
摩天楼の衣擦れが
鋪道をひたすのを見たんです
(風をあつめて)
🎵春色の汽車に乗って
海に連れて行ってよ
(赤いスイートピー)
🎵ああ時の河を渡る船に
オールはない 流されてく
横たわった髪に胸に
降りつもるわ星の破片(かけら)
(Woman)
この”瑠璃色の地球”の歌詞では
希望と不安が入り混じりがらも
その情景をありありと想像できます。
🎵朝陽が水平線から 光の矢を放ち
二人を包んで行くの 瑠璃色の地球
(瑠璃色の地球)
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