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足りてない音階?

 ペンタトニックスケールとは
5つの音で構成される
スケール(音階)のことです。
ギタリストにとって
ペンタトニックを覚えることは
容易で、このスケールが弾ければ
アドリブ演奏の敷居も
ずいぶん低くなると思います。

 今回は、ペンタトニック検証の動画を
つくりました。⬇︎
ペンタトニックとドミナントコード

 有名なところではメジャーペンタや
マイナーペンタがありますが、
(Cメジャーペンタであれば
ド・レ・ミ・ソ・ラ、
Cマイナーペンタであれば
ド・ミ♭・ファ・ソ・シ♭)
音が5つであれば、
ペンタニックと呼べるので
他にもたくさんペンタトニックスケールが
存在します。

 ”豊かである”、”幸せだ”、”美しいなあ”・・・
などの感情は必ずしも金銭的、物質的に
満たされている状態だけではないように
思います。
人間は
どこか満たされないところが
あるから努力するし、
欠損している部分があるからこそ
それを他のもので補う工夫をする
ようになります。
それによって新たな自分だけの
幸福感というもが生まれくるはず。

 ぼくは、ペンタトニックに対しても、
同じような思いがあります。
通常、西洋音楽で使われるスケール(音階)は
7音構成のものが多数派。
ペンタトニックは、音が2つも足りてない
では、それは個性がないとか、不自由であることを
意味するのか・・・?。

 いや、そうではないのです!
音を間引くことによってペンタトニックは
強烈な個性を獲得するし、
1つのコード上で、様々なペンタトニックを
弾くことも可能になり
ペンタトニックを学べば、
むしろ音楽はカラフルに、
そして自由にもなります。

 ”5音音階・・・
どうせ単純でつまらないんでしょ?”、
で思考停止するのではなく
足りていないからこそ、
そこには自由とポテンシャルが
秘められているのではないかと
想像して、研究・練習してみると楽しい。

ペンタトニックとドミナントコード

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