バロック音楽の象徴といえば、バッハ。
バッハの生まれはドイツ、1685年のことです。
300年以上、経過してもバッハの音楽は
色褪せるどころか、現代のわたしたちを
今なお、魅了し続けています。
ちなみに、”バロック”の語源はポルトガル語で
その意味は「歪んだ真珠」。
つまり、バロック音楽とは
不規則、不均等といったものなのです。
あの美しく、精緻なバッハの音楽が
不規則、不均等・・・?
バッハを何曲か弾いたことのある人なら
わかると思いますが、
バッハの音楽は、現代の音楽のように
Aメロ、Bメロ、サビ〜、みたいな
構造ではありません。
メロディーのモチーフが
絶え間なく、そしてドラマティックに
変化し続け、そこには思いがけない
展開が待っています。
まるで山の中の小さな湧き水が
川の流れとなって、
清濁合わせながら、
山を下り、やがて
光り輝く大海に注ぎ出るような。
だから、不規則、不均等という表現は
実はなかなか的を得ています。
先日、バッハを練習している生徒さんと
バッハを含め、ヨーロッパ音楽の歴史にも
触れました。
以下は、ぼくの作ったオリジナル年表。
音楽史、世界史、日本史を
ざっくり俯瞰できるようにしました。

この年表を、生徒さんに渡した後の
LINEのやりとりの中での感想が素敵だったので
紹介します。


みなさんも、ぜひ
バッハにチャレンジしてみてください!









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