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わかります?今弾いている音の名前

 ローポジションならだいたい覚えているけど、
ミドルポジション(5フレット以降)になると
ちょっと自信がない・・・。
という、人も少なくないと思います。
今回は
ギターの指板の音を覚えるための動画”を
つくりました。

 なんとスペイン語は単語を素直に
アルファベット読みすればスペイン人に
通じてしまいます。
例えば、
“Restaurante”
これはレストランのことなのですが
発音は”レスタウランテ”になります。
そのまんまでしょ😃。
英語は見た目と発音が
かけ離れているなんてことは
日常茶飯事ですが、それに比べて
スペイン語はかなり読みやすい。

 この話は、ギターに置き換えることができます。
曲が上手に弾けている、
でも自分が今、何の音(ドとかレ)を
出しているのかよくわかっていない。
そう、ぶっちゃけ、
わかっていなくても弾けます。
それに速弾きしている最中に1個1個の
音名を把握なんてしていられません。

 でも、全くわかっていなかったら
やっぱりいろいろ不便が出てくることも
否めない。
楽譜を読むスピードが遅かったり、
コード初見が弱かったり、
タブ譜の弾きにくい音を弾きやすい
ポジションに変更できなかったり、
転調するアドリブに対応できなかったりと。

 喋っている本人が意味をわかっていないけど
スペイン語をそのまんまアルファベット読みしてたら
スペイン人に通じちゃった・・・、
みたいな。
ギターも意外とわかっていない、
あるいは曖昧な部分があったとしても
演奏は可能です。

 ただ、言語も音楽も大きな目的として
”人に伝える”、”より深く人に理解してもらう”
ことであるなら、
やはりその使い手は、そのツールのことを
熟知していた方がいい。
ギターの指板上の音をまんべんなく覚えることを
ある時期、集中してやってしまえばその後、
より自由に、そして強い意思を持って
ギターが弾けるようになっている自分に
気づくことになるでしょう。


 

 

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