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シンディ・ローパー

スクールの秋の定期演奏会(8月だけど)が
近づいてきました。
予行演習としてサロンコンサートもご利用ください。

毎年、定期演奏会のフィナーレでは
全体合奏でみんなが参加できるように
様々な曲をギターアンサンブル用に
アレンジしています。
今年は、クイーンの”ボヘミアン・ラプソディ”と
USA for アフリカの
”ウィー・アー・ザ・ワールド”の2曲。
やっと、2曲のアレンジが完成したところ。

1985年7月、
「アフリカ難民救済」のための20世紀最大の
チャリティーコンサート”ライブエイド”
というものがあった。
イギリスとアメリカで同時に錚々たる
ミュージシャンが集結した
巨大イベント。
クイーンもこのステージに立ち、
その1曲目がこの”ボヘミアン・ラプソディ”。
クイーンの映画”ボヘミアン・ラプソディ”でも
クライマックス場面であるロンドンの
ウエンブリー・スタジアムでの
本物のパフォーマンスはYoutube
いつでも観ることができる。
映画”ボヘミアン・ラプソディ”で
そのステージまでの
経緯を知ってからこの動画を観ると
胸が熱くなり、
何度観ても、泣けてくる。

同じく1985年1月に
ウィー・アー・ザ・ワールド”が
レコーディングされた。
こちらもアフリカの飢餓救済のための
チャリティーソングで、
マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチーを
筆頭に、スティービー・ワンダーやら
レイ・チャールズやらボブ・ディランまで
異種格闘技戦さながらの
豪華メンバーが1フレーズごと
メロディーを繋いでいくというすごい曲。
どこを切り取ってもハイライトといっても
いいのですが、個人的には
シンディ・ローパーが特に印象的に思える。
彼女が何度も録音を取り直すシーン
ドキュメンタリーとして
Youtubeで観ることができる。

今回、”ウィー・アー・ザ・ワールド”の
アレンジをするにあたって改めて
かなり聴き込んだ。
とにかく、一癖も二癖もある
個性派ヴォーカリスト揃い。
しかし、音楽のまとまりはさすが。
プロデューサー、
クインシー・ジョーンズの手腕によるところも大きい。
どこまで忠実にメロディーをギターに置き換えるか、
またはギターで弾きやすいようにどう
フィットさせるかでけっこう悩んだ。

さて、本番ではスクールのみんなと
お客様にこの2つの名曲で楽しんでもらおう。

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